さて…トトキチさんに完全に甘えるようになった私ですが、
その時点でも、まだトトキチさんのことは気になる人という認識でした。
のめり込まないようにしていたこともありますが、
トトキチさんと会っていた時の私は私じゃなかったのです。
正確には…
病んでいた私の状態のまま会っていたので、
その時は1番私が私でいられる相手…
だったわけですが…
周りには今まで通りの自分を演じており、
このまま進んだところで2人きりならトトキチさんに合わせることが可能でも、
他の人といる時の私を見たら驚くだろうなぁ〜・・・という感じでした。
何より子育てもなるべく無理して自分を演じていたので、
子どもが加わった姿を想像することが出来ませんでした。
トトキチさんはとても大人しい方で、
でも本来の私は…大人しいとは程遠いタイプなのでした…
ずっとトトキチさんへは【依存】しないように気を付けていました。
それがトトキチさんへ踏み込めなかった要因でもある気がします…
私は悩んでいました…
トトキチさんのことが好きなのか…
ただ誰かに構ってほしいだけなのか…
甘えたいだけなのか…
本当に好きだったら会いたいと思うはずだと…
もちろん会いたい気持ちはありましたが、電話が出来れば充分だったのです。